今、成田に着きました!
無事に帰国いたしました。
一ヶ月は本当にあっという間でした。
ルワンダ、千の丘の国、どの景色も美しかったです。
カルチャーショックもたくさんありました。
特に、郵便については驚きました。アフリカ全体に言えるそうですが、個人の住所というものがないそうです。最初、言われている意味がよくわかりませんでした。郵便は郵便局留めになって、個人は郵便局まで取りに行くんだそうです。だから電話番号がないと手紙が迷子になってしまいます。しかも、郵便局は日本のようにたくさんあるわけではなく、私が一ヶ月いる間には一回も見かけませんし、訪れることもできませんでした。もちろんポストはありません。手紙を出しても着く前に私が帰国しそうだったのであきらめました。
ルワンダでは断水や停電は度々おこります。浄水の供給量は全体に必要だと言われている量の半分くらいしかなく、度々、計画的に地区丸ごとが断水になります。水道をひねっても全く出ない…。日本ならパニックですね。雨水を貯める大きなタンクのない家は黄色いタンクを持って各地区ごとにある給水場に水を汲みに行きます。研修所の雨水タンクが枯渇した時、大きな給水車が来た後、タンクの中をクレモンティーヌが見せてくれました。さんざんその中の水を飲んでいたのですが、見なきゃよかったかも…とちょっとだけ後悔しました。暑い中、雨樋をつたってきた水を貯めてあるだけなんですから、表面がちょっと、その…なんでも…当たり前です。もちろんみんなよく沸かしてから飲むように気をつけていますし、私もお腹を壊したりしませんでした。人間って意外に丈夫なんですね。
日本には四季があります。ルワンダには雨季はありますが冬がありません。紅葉して落ち葉になる落葉樹がない…。養分の多い良い土は黒いそうです。ルワンダの土は赤く(または白く)パサパサです。でも、バナナは年中採れるし、みんな元気に生きています。その土地に合った生き方をする、というよりは生かされていると感じました。
これから私は新しいことを始めます。
人生最大のチャレンジ!
とても思い切った場所にアトリエを引っ越します。
大人向けの染織教室と子供向けのART&craft教室。
自分の制作も続けながら、お教室を年内には開講する予定です。
今回のことで、ちょっとだけ自信がつきました。
今回のお仕事を下さった三戸優理さん、
一ヶ月お世話になった三戸家のみなさん、
Ruise Bの小澤さん、
私を紹介してくれたCCCの村上奈穂さん、
あと、最初は反対したけど途中からは応援してくれた私の家族、
それに、一ヶ月間このFBを読んで下さったFB友の皆様に
無事に帰国したご報告と
心からの感謝を申し上げます。
元気で帰ってきました!
これからますますパワーアップしていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
2015/9/30 成田空港にて