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研修5日目 サイズの規格とルワンダの職人魂

研修5日目。

二人が一回目を織り終わって、二回目のタテ糸をかけて織り始める。予定よりちょっとだけ早く進んでいる。淡々と織り進めるだけのはずの一日が、今日もいろいろドラマがあって一日があっという間に終わってしまいました。
織物だけでなく、商品になるにはサイズの規格というものが重要です。今回の場合、ティーマットで幅20cm×長さ30cmとしました。幅を均一に保つために日本から50cm定規を人数分購入。糸の素材や色が変わる場合や休憩の後など、事あるごとに定規を当てて幅を確認してもらうようにしました。

研修生の一人にFlaviana(フラビアナ)という女性がいます。彼女は先日、見学に行ったIHURIROIBANGAというバスケットを作る組合に所属していて、金属の枠を使ったプリミティブな織り経験はあるものの、今回のような織り機は初めて。初心者にはよくあるのですが、織り進めるうちヨコ糸の引き具合が強くなり、彼女の一枚目の作品もだんだんと幅が狭くなってしまいました。二枚目も織り進めるうちに狭くなっていき、注意はしていたものの、気がつくと商品にはならないレベルに…。指摘をすると彼女はしばらく考えて、次に見に行った時には15cm以上を解いてしまっていました。これは彼女のその日の半日分の仕事でした。私はこの事実にとても感銘を受けました。織ったところを解いて戻すと、ただ織るだけの3倍以上の時間がかかります。几帳面で完璧主義で勇気がある人でないと戻れません。彼女の職人魂に心からリスペクトして、それをみんなにも伝えました。ルワンダにもこんな真面目な人がいるんだと感じさせてくれたフラビアナに感謝しつつ、改めて、グローバルな視点と自分の手元との距離感を考えさせられるよい機会となりました。Image


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